ピーマン栽培

ピーマンにアブラムシがつくのはなぜ?放置はよくない?駆除方法とは?

2025年7月25日

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ピーマンにアブラムシがつくのはなぜ?放置はよくない?駆除方法とは?

ピーマンにアブラムシがつくのはなぜ?放置はよくない?

ピーマンのアブラムシ対策におすすめの農薬は?

ピーマンのアブラムシ駆除に殺虫剤を使っても大丈夫?

こんなピーマンのアブラムシ被害に関する疑問についてご紹介いたします。

ピーマンにアブラムシがつくのはなぜ?放置はよくない?

ピーマンにアブラムシがつく理由は、植物そのものの状態や周囲の環境、アブラムシの生態が複雑に絡み合っているからです。

アブラムシは体長1~4mmの小さな虫で、ピーマンの柔らかい新芽や若い葉に集まりやすい性質があります。

その理由には、ピーマンが育つ過程で吸収する栄養が関係しています。

窒素を多く含む肥料を与えすぎると葉にアブラムシが好むアミノ酸や糖分が増え、格好のエサ場になってしまうのです。

アブラムシが好む環境も大きな要因です。

ピーマンが密集して植えられている場合、風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。

このような場所は、アブラムシが隠れやすく、繁殖しやすい環境です。

また、気温が20~30℃で推移する春から初夏、または秋の暖かい時期は、アブラムシの活動が活発になるタイミングです。

特に雨が少なく乾燥した年は、繁殖速度がさらに加速します。

天敵の不在もアブラムシの増加を助長します。

テントウムシやクサカゲロウなどの益虫はアブラムシを捕食しますが、庭や畑でこれらの虫が少ない場合、アブラムシはほぼ無敵の状態で増え続けます。

さらに驚くべきことに、アブラムシは単為生殖という方法でメスだけで子孫を増やすことができ、短期間で爆発的に数を増やすのです。

アブラムシを放置するリスク

アブラムシをそのままにしておくことは、ピーマンの健康にとって大きな問題を引き起こします。

まず、アブラムシがピーマンの汁を吸うことで、葉が縮れたり、変形したりします。

その結果、光合成が十分に行えず、株全体の成長が止まり、果実の数が減ったり小さくなったりします。

特に若い株では、このダメージが致命的になることもあります。

もう一つの深刻な問題は、アブラムシがウイルスを運ぶことです。

例えば、モザイク病というウイルスは、アブラムシの吸汁行動を通じてピーマンに感染します。

感染すると葉に黄色や緑のまだら模様が現れ、株が弱って実をつけなくなります。

この病気は治療法がなく、感染した株は抜いて焼却するしかありません。

放置すれば、近くの健康なピーマンにもウイルスが広がり、被害が拡大します。

アブラムシの排泄物である甘露も見過ごせません。

この粘着質の液体は、葉の表面に溜まり、すす病という黒いカビを発生させます。

すす病は葉を覆い、光合成を妨げるため、ピーマンの品質が大きく下がります。

家庭菜園では、見た目の悪さだけでなく、収穫したピーマンの味や食感にも影響が出る可能性があります。

放置を防ぐための早期発見の重要性

アブラムシの被害を最小限に抑えるには、早期発見が鍵です。

ピーマンの葉の裏や新芽を定期的に観察し、小さな緑や黒の虫が動いていないか確認してください。

特に新芽が縮れていたり、葉が不自然に光沢を帯びていたりする場合は、アブラムシがいるサインです。

この段階で対処すれば、被害を広げずに済みます。

放置するとアブラムシは1匹が1週間で数十匹に増えることもあります。

風や農具を介して他のピーマンや野菜に移動するリスクもあるため、畑全体が被害を受ける可能性が高まります。

ピーマンのアブラムシ対策におすすめの農薬は?

ピーマンに発生するアブラムシを効果的に退治するためには、適切な農薬を選ぶことが大切です。

アブラムシは繁殖力が強く、短期間で増えるため、即効性や持続性のある農薬が求められます。

さらに、ピーマンが食用であることを考慮し、安全性や使用時期にも配慮する必要があります。

浸透移行性で長期間守る「ベニカ水溶剤」

アブラムシ対策として特に効果的なのが、「ベニカ水溶剤」です。

この農薬は、ピーマンの葉や茎に吸収される浸透移行性の特徴を持ちます。

アブラムシが汁を吸う際に薬剤を摂取し、駆除される仕組みです。

一度の散布で約1~2カ月の効果が期待できるため、忙しい家庭菜園でも手間が少ないのが魅力です。

使い方は簡単で、水で希釈してスプレーするか、株元に散布します。

ピーマンの植え付け時や生育初期に使用すると予防効果も高まります。

ただし、希釈濃度を間違えると葉に負担がかかる場合があるため、説明書の指示をしっかり守ってください。

収穫前7日までの使用が推奨されており、食用作物としての安全性も確保されています。

有機栽培にも対応「ベニカナチュラルスプレー」

有機栽培を心がける方には、「ベニカナチュラルスプレー」がおすすめです。

この農薬は、化学合成成分を使わず、食品由来の成分(水あめや植物油など)で作られています。

アブラムシを粘着性の膜で覆い、窒息させることで駆除します。

即効性は化学農薬に劣るものの、収穫前日まで使用できる点が大きな利点です。

スプレータイプなので、ピーマンの葉の裏や新芽に直接吹き付けやすく、家庭菜園で扱いやすいのも特徴です。

特に小さなお子さんやペットがいる環境では、化学成分への不安を軽減できる選択肢です。

アブラムシが少数のうちに使うと効果的で、繰り返し散布することで増殖を抑えられます。

広範囲の害虫にも対応「オルトラン粒剤」

アブラムシだけでなく、ピーマンを襲う他の害虫(例えばヨトウムシやハモグリバエ)にも対処したい場合、「オルトラン粒剤」が適しています。

この農薬は土に混ぜ込むか、ピーマンの株元にまくことで、根から吸収されて全身に効果が行き渡ります。

アブラムシが葉を吸汁する前に駆除できるため、被害を未然に防ぐ効果があります。

粒剤タイプは散布の手間が少なく、雨で流されにくいのもメリットです。

効果は約1カ月持続し、ピーマンの生育中期まで使えます。

ただし、ピーマン以外の野菜に使用する場合は、適用作物かどうかを確認してください。

過剰に使用すると土壌に影響を与える可能性があるため、指定量を守ることが重要です。

農薬ローテーションの重要性

アブラムシは、同じ農薬を繰り返し使うと耐性を持つことがあります。

そのため、異なる作用機序の農薬を交互に使う「ローテーション」が推奨されます。

例えば、ベニカ水溶剤を使った後にベニカナチュラルスプレーを使用するなど、成分を変えることで効果を維持できます。

農薬のパッケージに記載された有効成分を確認し、計画的に使い分けてください。

使用時の注意点

どの農薬を使う場合もピーマンの安全性を守るために注意が必要です。

まず、農薬のラベルに記載された使用時期や回数を必ず守ってください。

特に収穫直前の散布は避け、残留農薬が残らないよう配慮します。

また、風の強い日や雨の直前の散布は効果が薄れるため、天気予報を確認してから作業してください。

ピーマンの葉が濡れている状態での散布も薬害の原因になることがあります。

農薬を使う際は、ゴム手袋やマスクを着用し、肌や呼吸器への影響を防ぎましょう。

散布後は道具を洗い、子供やペットが近づかないよう注意してください。

これらのポイントを守ることで、ピーマンをアブラムシから守りつつ、安心して食べられる作物を作ることができます。

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ピーマンのアブラムシ駆除に殺虫剤を使っても大丈夫?

ピーマンのアブラムシ駆除に殺虫剤を使うことは、正しい方法を守れば安全で効果的です。

ピーマンは食用作物なので、殺虫剤の選択や使い方には特に注意が必要です。

安全性は、殺虫剤の成分や散布のタイミング、さらには使用後の管理にかかっています。

殺虫剤の種類と安全性

殺虫剤には、化学合成成分を使ったものと天然由来の成分を使ったものがあります。

化学合成殺虫剤、例えば「スミチオン乳剤」は、アブラムシに対して強い即効性を持ちます。

害虫に対して接触効果、食毒効果があり、農作物、樹木、牧草などの数多い害虫の防除に効果がある有機リン系殺虫剤

このタイプは、散布後すぐにアブラムシを退治できるため、被害が広がっている場合に有効です。

ただし、ミツバチやてんとう虫などの益虫にも影響を与える可能性があるので、ピーマンの花が咲いている時期の使用は控えましょう。

一方、天然由来の殺虫剤として「マラソン乳剤」があります。

この殺虫剤は、比較的環境への影響が少なく、ピーマンに適用可能な製品として知られています。

ただし、化学合成殺虫剤と同じく、収穫前の使用期限を守る必要があります。

通常、収穫前7~14日までの使用が推奨されており、期限を過ぎると残留農薬が問題になることがあります。

家庭菜園向けには、「ニームオイル」を含むスプレーも人気です。

ニームオイルは植物由来の成分で、アブラムシの食欲を抑えたり、繁殖を妨げたりする効果があります。

化学合成成分に比べ、人体や環境への影響が少ないとされ、収穫直前まで使える製品も多いです。

ただし、効果が穏やかな分、繰り返し散布する必要がある場合があります。

化学農薬に比べて環境負荷が低く、幅広い害虫の予防に効果的です。

残留農薬を防ぐための使用ルール

ピーマンを食べることを考えると残留農薬のリスクは最も気をつけたいポイントです。

殺虫剤には、必ず「収穫前〇日まで使用可」という表示があります。

例えば、スミチオン乳剤は収穫前7日まで、ニームオイル配合のスプレーは収穫前日まで使用可能です。

このルールを守らないとピーマンに農薬が残り、食べる際に健康リスクが生じる恐れがあります。

また、殺虫剤の散布回数も重要です。

多くの製品には「使用回数〇回まで」と記載されており、過度な使用はピーマンの品質を下げるだけでなく、土壌や水に影響を与える可能性があります。

家庭菜園では、必要以上に散布せず、アブラムシの発生状況を見ながら最小限の使用にとどめるのが賢明です。

環境や人への配慮

殺虫剤を使う際は、周囲の環境や人への影響も考慮してください。

例えば、化学合成殺虫剤は、近くの水源や他の作物に影響を与える可能性があります。

ピーマンの近くにハーブや他の野菜を植えている場合、薬剤が飛散しないように風のない日に散布するなどの工夫が必要です。

散布する人の安全も大切です。

殺虫剤を使うときは、ゴム手袋、長袖の服、マスクを着用し、肌や呼吸器への影響を防ぎましょう。

特にスプレータイプの殺虫剤は霧状に広がるため、吸い込まないよう注意が必要です。

散布後は、道具を水で丁寧に洗い、子供やペットが触れない場所に保管してください。

無農薬の代替手段との比較

殺虫剤を使わずアブラムシを駆除する方法もあります。

例えば、粘着テープでアブラムシを捕まえたり、強い水流で洗い流したりする方法です。

しかし、これらは少数のアブラムシには効果的ですが、大量発生時には追いつかないことが多いです。

殺虫剤はこうした手作業では対応しきれない場合に迅速に被害を抑える手段として役立ちます。

ただし、無農薬を強く希望する場合は、殺虫剤の使用を最小限にし、ニームオイルや木酢液のような自然派の資材を優先すると良いでしょう。

これらは効果がゆっくり現れるため、早め早めの対策が求められます。

殺虫剤を使う場合は、安全性と効果のバランスを考え、ピーマンが安心して食べられる状態を保つことが大切です。

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