きゅうり栽培

きゅうりのうどん粉病は治る?治し方は?酢や重曹で対策できる?

2025年7月17日

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きゅうりのうどん粉病は治る?治し方は?酢や重曹で対策できる?

きゅうりがうどん粉病になる原因とは?

きゅうりのうどん粉病は治る?治し方は?

うどん粉病は酢や重曹で対策できる?

こんなきゅうりのうどん粉病に関する疑問についてご紹介いたします。

きゅうりがうどん粉病になる原因とは?

うどん粉病は、きゅうりの栽培で頻繁に遭遇する病気で、葉や茎に白い粉のような斑点が現れるのが特徴です。

この病気は特定の糸状菌によって引き起こされ、さまざまな要因が絡み合って発生します。

以下では、きゅうりがうどん粉病になる原因を環境や栽培管理の観点から詳しく解説します。

病原菌の性質と感染メカニズム

うどん粉病の主な原因は、Sphaerotheca fuligineaやErysiphe cichoracearumといった糸状菌です。

これらの菌は、きゅうりの葉の表面に付着し、そこで増殖します。

胞子は非常に小さく、風によって遠くまで運ばれるため、畑内だけでなく近隣の畑からも感染が広がる可能性があります。

きゅうりをはじめとするウリ科の植物は、これらの菌に対して特に感染しやすい性質を持っています。

気候と湿度の影響

うどん粉病の発生には、気候条件が大きく関わります。

気温20~30℃、湿度が70%以上の環境は、菌の繁殖に最適です。

日本の梅雨や夏場の蒸し暑い時期は、胞子の発芽や増殖が活発になるタイミングです。

特に、夜間に葉表面に露が付くような高湿度の状況では、菌が急速に広がります。

一方、極端な高温や乾燥が続くと、菌の活動は抑えられる傾向があります。

栽培環境の問題

きゅうりの植え付け密度が高すぎると、株間の空気の流れが悪くなり、湿気がこもりがちです。

このような環境は、うどん粉病の菌にとって理想的な繁殖場所となります。

ハウス栽培では換気が不十分な場合にリスクがさらに高まります。

また、日照不足の畑では、葉が湿った状態が長く続き、感染の可能性が上がります。

土壌管理と肥料の影響

過剰な窒素肥料の使用は、きゅうりの葉を柔らかく、みずみずしくします。

この状態は、菌が侵入しやすい環境を作り出します。

また、連作を繰り返した畑では、土壌中に前作の残渣や菌が残り、感染源となることがあります。

適切な土壌管理を怠ると、うどん粉病のリスクが年々高まる可能性があります。

人的・外部要因

農作業中に使用する道具や手袋、衣服に菌の胞子が付着し、別の株に伝播することがあります。

例えば、感染した葉に触れた後、健常な株を扱うと、簡単に菌が広がります。

水やり時に葉に水がかかると胞子が水滴とともに飛び散り、感染範囲が拡大します。

近隣の畑でウリ科作物が栽培されている場合、風向きによっては胞子が飛来し、感染のきっかけになることもあります。

季節と地域の特性

日本では、春から初夏、または秋口の気温が穏やかな時期にうどん粉病が多発します。

地域によっては、温暖で湿度の高い気候が続く場所で年間を通じてリスクが高いです。

特に、ウリ科作物の栽培が盛んな地域では、菌の胞子が周辺に多く存在し、感染の可能性が高まります。

菌の生存戦略

うどん粉病の菌は、生きている植物の表面で栄養を吸収しながら増殖します。

枯れた葉や残渣にも一定期間生存可能で、次のシーズンの感染源となることがあります。

そのような理由から、畑の清掃や残渣の適切な処理が、病気の予防において重要な役割を果たします。

きゅうりのうどん粉病は治る?治し方は?

きゅうりのうどん粉病は、適切なタイミングで対処すれば、症状を抑えて株を回復させる可能性があります。

病気が進行すると葉が枯れ、果実の品質や収量に影響が出るため、早期の対応が重要です。

ここでは、うどん粉病の治療方法を具体的な手順や注意点とともに詳しく解説します。

早期発見の重要性

うどん粉病の初期症状は、葉の表面に白い粉のような斑点が現れることです。

この段階で対処すれば、被害を最小限に抑えられます。

毎日、葉の表裏を注意深く観察し、異常を見つけたらすぐに対策を始めます。

特に、気温が20~30℃で湿度の高い時期は、こまめなチェックが必要です。

感染部位の除去

病気の初期には、白い斑点が見られる葉や茎を丁寧に取り除きます。

切り取る際は、菌の胞子が飛び散らないように葉をそっとビニール袋に入れます。

ハサミは使用後に消毒し、他の株に菌を広げないようにします。

除去した葉は畑内に放置せず、焼却するか密封して廃棄します。

殺菌剤の使用

うどん粉病の治療には、専用の殺菌剤が効果的です。

市販の薬剤には、ベンフラリン、ミクロブタニル、またはアゾキシストロビンなどが含まれます。

これらは、菌の増殖を抑え、感染の拡大を防ぎます。

薬剤は、説明書に記載された希釈率を守り、葉の裏側まで均一に散布します。

散布は風のない早朝や夕方に行い、薬剤が乾くまで葉を濡らさないようにします。

収穫間近のきゅうりには、食品安全基準を満たす薬剤を選び、残留農薬に注意します。

うどん粉病や灰色かび病に!不良環境に対する抵抗性を増すなどの作用のあるカリ肥料としての働きもあります。
浸透移行作用により病原菌の侵入を防ぐ予防効果と、侵入した病原菌を退治する治療効果を兼ね備え、病原菌の細胞分裂を阻害して防除します。

生物的防除の活用

近年、生物的な防除方法も注目されています。

例えば、バチルス・サブチリスなどの有用微生物を含む資材を散布することで、うどん粉病の菌を抑制できる場合があります。

これらの資材は、化学薬剤に比べ環境への影響が少なく、家庭菜園でも使いやすいです。

ただし、効果は薬剤に比べ穏やかで、定期的な散布が必要です。

環境管理の改善

治療を成功させるには、栽培環境を見直すことも欠かせません。

株間を広げて風通しを良くし、湿気がこもらないようにします。

ハウス栽培では、換気扇や窓を活用して空気を循環させます。

水やりは、葉に水がかからないように土壌に直接行います。

朝早くに灌水すれば、夜間の露を減らし、菌の繁殖を抑えられます。

抵抗性品種の活用

治療の一環として、将来的な予防も考えると、うどん粉病に強いきゅうりの品種を選ぶのも有効です。

「つやみどり」や「シャキット」などの耐病性品種は、感染リスクを軽減します。

すでに発病した株の治療には直接役立ちませんが、次回の栽培計画に取り入れることで再発を防げます。

定期的なモニタリング

治療後も、うどん粉病の再発を防ぐために、定期的な観察を続けます。

新しい葉に白い斑点が現れていないか、株全体の生育状況はどうかを確認します。

特に、梅雨や秋の長雨の時期は、菌が再び活性化しやすいので注意が必要です。

異常が見られた場合は、すぐに追加の対策を講じます。

うどん粉病は酢や重曹で対策できる?

きゅうりのうどん粉病に対する対策として、酢や重曹が家庭菜園で注目されることがあります。

これらは身近な材料で、化学薬剤に頼らずに済む点が魅力です。

しかし、効果の程度や使用時の注意点には十分な配慮が必要です。

以下では、酢と重曹を使った対策について、具体的な方法や限界を詳しく解説します。

酢を使った対策の仕組み

酢には酸性の性質があり、うどん粉病の菌の生育環境を一時的に変える効果が期待されます。

特に、食酢(穀物酢や米酢など)は、家庭で手軽に入手できるため、試しやすい方法です。

酸性の環境は、菌の胞子の発芽や増殖を抑える可能性があります。

しかし、科学的な検証では、酢の効果は限定的で、病気の進行を完全に止めるのは難しいとされています。

酢の使用方法

酢を使う場合、5~10%の食酢を水で10~20倍に薄めてスプレー液を作ります。

例えば、1リットルの水に酢を50~100ml加えるのが一般的です。

この液をうどん粉病の白い斑点が見られる葉に霧吹きで丁寧に吹き付けます。

散布は、晴れた日の朝や夕方に行い、葉が濡れた状態が長く続かないようにします。

週に1~2回の頻度で、症状が改善するまで続けます。

酢使用時の注意点

酢の濃度が高すぎるときゅうりの葉に焼けのようなダメージを与えることがあります。

初めて使用する場合は、少量を一部の葉に試し、24~48時間後に異常がないか確認します。

また、頻繁な散布は土壌の酸性度を高め、きゅうりの根に影響を与える可能性があるため、適度な間隔を保ちます。

酢は補助的な手段として使い、症状が重い場合は他の方法を検討します。

重曹の効果と仕組み

重曹(炭酸水素ナトリウム)は、アルカリ性の性質を持ち、うどん粉病の菌が好む環境を変化させます。

菌の細胞壁に作用し、増殖を抑制する可能性があるとされています。

家庭菜園では、環境に優しい対策として人気がありますが、効果は初期の軽い症状に限られることが多いです。

重曹の使用方法

重曹を使う場合、1リットルの水に小さじ1杯(約5g)の重曹を溶かします。

液が葉に定着しやすくするため、少量の食器用中性洗剤(1~2滴)を加えることもあります。

この溶液を霧吹きで葉の表裏にまんべんなく散布します。

散布は、風のない涼しい時間帯に行い、週に1~2回繰り返します。

重曹は水に溶けにくいため、よく混ぜてから使用します。

重曹使用時のリスク

重曹を過剰に使用すると、葉に白い残留物が残り、光合成を妨げる可能性があります。

また、アルカリ性の溶液が土壌に流れ込むと土壌のpHバランスが崩れ、きゅうりの生育に悪影響を及ぼすことがあります。

濃度や頻度を厳守し、葉に異常(変色や萎れ)が見られた場合は使用を中止します。

両者の限界と補助的役割

酢や重曹は、うどん粉病の初期症状に対して一定の抑制効果が期待できますが、進行した病気には効果が薄い場合が多いです。

化学薬剤や環境管理に比べ、持続性や確実性が劣るため、単独での依存は避けます。

これらの方法は、環境に配慮した栽培を目指す場合や、軽度な症状への応急処置として活用するのが適切です。

実際の使用例と観察

酢や重曹を使う際は、散布後にきゅうりの葉の状態を毎日観察します。

白い斑点が広がっていないか、新たな葉に症状が出ていないかを確認します。

効果が見られない場合や、葉にダメージが見られる場合は、速やかに使用を停止し、別の対策に移ります。

これらの方法は、他の予防策や治療法と組み合わせて使うことで、より効果を発揮します。

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