なす栽培

ナスの葉が茶色く枯れる原因とは?ナスの葉が枯れても実はなる?

2025年4月23日

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ナスの葉が茶色く枯れる

ナスの葉が茶色く枯れる原因とは?

ナスの葉が枯れてきたらどうすればいい?

ナスの葉が枯れても実はなる?

ナスの葉が枯れない育て方とは?

こんなナスの葉の枯れに関する疑問についてご紹介いたします。

ナスの葉が茶色く枯れる原因とは?

ナスの葉が茶色く枯れる原因はいくつか考えられます。

まず第一に考えられるのは、水分管理の問題です。

ナスは「水で育てる」と言われるほど乾燥を嫌う野菜です。

特に気温が上がってくると、株を大きく育てるため、また実をつけるようになると実を大きくするために、さらに多くの水分を必要とします。

水切れが起こると葉が黄変し、やがて茶色く枯れていきます。

そのような状態が重症化すると後から水を与えても回復せず、そのまま枯れてしまうこともあるので日々の水やりは欠かせません。

次に考えられるのは肥料の問題です。

肥料切れによって葉が黄変することがあります。

肥料切れの場合には水切れと異なり、適切な量の肥料を与えれば再び花が咲いて実がつくようになり、葉の黄変も収まります。

一方で、肥料の与えすぎによる「肥料焼け」も葉が枯れる原因となります。

ナスの根に肥料が直接触れると根が肥料焼けを起こし、必要な水分や養分を吸い上げられなくなるため、葉が黄変し落ちてしまいます。

鉢やプランター栽培では「根詰まり」も要注意です。

容器の中が根でいっぱいになり、それ以上根を広げられない状態になると、水分や肥料分を十分に吸い上げられなくなります。

これによって葉が枯れることがあります。

病気による葉の枯れ

病気も葉が茶色く枯れる重要な原因です。

代表的なものとして「半身萎凋病」があります。

この病気は株の片側の葉だけが黄色く変色して萎れ、進行すると全体が枯れてしまいます。

名前に「半」とあるように、株の片方の葉が集中して黄変し落葉するのが特徴です。

葉の裏をよく見て虫がいなければ、半身萎凋病の可能性が高いでしょう。

似た症状に「半枯病」もありますが、こちらは萎凋症状が見られないのが違いです。

「青枯病」も葉が枯れる原因となります。

青い葉のまま萎れ、夜間になると一時的に回復するものの、数日後には全体が枯れてしまう特徴があります。

「うどんこ病」は葉の表面にうどんの粉をかけたような白いカビが発生し、株全体がカビに覆われると生育が悪化して葉が枯れる原因となります。

「黒枯れ病」は葉に紫褐色~黒色の斑点ができ、酷くなると葉が落ちて生育不良になります。

害虫による被害

害虫の被害も葉が枯れる原因となります。

特にハダニ類がついた時、葉が黄変してきます。

ハダニはナスの葉の裏についていることが多く、そこから汁を吸うため、葉がモザイク状に黄変することが特徴です。

葉の裏側に虫がいれば害虫被害、いなければ病気の可能性が高いでしょう。

また、葉にぎざぎざとした傷があるのはニジュウヤホシテントウの食害が考えられます。

ナスの葉が枯れてきたらどうすればいい?

ナスの葉が枯れてきた場合は、まず原因を特定して適切な対処をする必要があります。

水切れが原因の場合は、すぐに十分な水やりを行いましょう。

ただし、前述の通り重症になると回復が難しいので、日々の水やりを欠かさないことが大切です。

肥料切れの場合は、適切な量の肥料を与えることで改善します。

液体肥料なら規定通りに薄めたものを与え、粒状の肥料なら適量を与えるようにしましょう。

肥料焼けの場合は、植え付け時から根に直接肥料が触れないよう注意が必要です。

追肥をする際も株元から少し離れた場所に施しましょう。

容器栽培の場合は容器の縁に沿うように肥料を与えると良いでしょう。

根詰まりの場合は「根切り」を行います。

一般的に8月上旬頃に行うもので、地植えなら根元から30cm、プランターなら根元から15~20cm離れた場所に垂直にシャベルを刺して根を切ります。

同時に地上部の枝葉も剪定すると、秋ナスの収穫が期待できます。

病気への対処

病気が原因の場合は、症状によって対処法が異なります。

半身萎凋病や青枯病など土壌伝染性の病気の場合は、発病株を見つけ次第すぐに引き抜いて処分することが最も重要です。

そのまま放置すると周囲の株にも感染が広がる恐れがあります。

うどんこ病や灰色かび病などの空気伝染性の病気も、発病部を見つけたらすぐに除去して処分します。

発生初期に適切な農薬を散布することで、ハウス内への蔓延を防ぐことができます。

また農薬を使いたくない場合は、お酢や重曹を薄めたスプレーを病変部位に吹きかけることも効果的です。

害虫対策

ハダニの被害が初期段階なら、被害のある葉のみを摘み取って処分することで症状が治まることがあります。

予防策として、水やりのついでに葉の裏に葉水をかけてあげるとハダニ予防に効果的です。

ニジュウヤホシテントウなどの食害が見られる場合は、害虫を見つけ次第捕獲するか、薬剤や自然農薬で防除します。

いずれの場合も、落葉した葉はそのままナス周辺に放置せず、必ず処分しましょう。

落葉には害虫がついている可能性があり、株元の風通しを悪くして病気を助長する恐れもあります。

ナスの葉が枯れても実はなる?

ナスの葉が一部枯れても、すべての葉が枯れていない限り実をつけることは可能です。

ただし、葉の状態が実の生育に大きく影響するため、健全な実を得るためには対策が必要です。

葉は光合成を行う重要な器官であり、ナスが成長し実をつけるために必要な栄養を作り出します。

そのため、葉が大量に枯れてしまうと、十分な栄養を生産できず、実の成長に悪影響を及ぼします。

少数の葉が枯れる程度であれば、残りの健全な葉が補うことで実をつけることは可能です。

実際、役目を終えた葉が時々落ちることは自然な現象で、必ずしも問題があるわけではありません。

しかし、多くの葉が連続して枯れる場合は、何らかの問題が発生している可能性が高いので注意が必要です。

特に半身萎凋病や青枯病などの深刻な病気にかかっている場合、初期症状として葉が枯れても一時的に実がなることがありますが、病気の進行とともに株全体の生育が悪化し、最終的には実の生産が止まってしまいます。

また、水切れや肥料切れなど、比較的簡単に対処できる問題であれば、適切な処置を行うことで株が回復し、再び実をつけるようになります。

肥料が切れているだけの場合は、必要量の肥料を与えれば、再び花が咲いて実がつくようになり、葉の黄変も収まります。

葉の管理と実の関係

ナスの葉を適切に管理することで、実の生産性を高めることができます。

例えば「葉切り」と呼ばれる作業を行うことで、無駄な脇芽や邪魔になる葉を切り取り、日当たりや風通しを良くすることができます。

具体的には、根元から10cmくらいのところから出ている細い脇芽や、地際から出ている脇芽は、養分を消費するだけで実をつける枝には育たないため、早めに切り取ります。

また、地面に垂れ下がっている葉も、木が大きくなった段階では上の葉で光合成が十分に賄えるため切り取ります。

さらに、木の中心部分に向かって伸びる葉や中心部分を横切るような葉を切り取ることで、これから伸びていく若い芽に日光が当たりやすくなり、風通しも良くなります。

このような葉の管理を行うことで、「一枝一果法」による栽培がしやすくなり、結果として多くの実を収穫することができるようになります。

ナスの葉が枯れない育て方とは?

ナスの葉が枯れないようにするためには、適切な栽培環境づくりと日常の管理が重要です。

まず、植え付け前の準備として、連作障害を避けるために同じ場所で連続してナス科の野菜を栽培しないようにしましょう。

連作すると土壌中の病原菌が増え、病気にかかりやすくなります。

どうしても同じ場所で栽培する場合は、土壌の太陽熱消毒や土壌還元消毒を行うと効果的です。

また、初心者は病害虫に強い接ぎ木苗を使うと病気にかかりにくいのでおすすめです。

特に半身萎凋病や青枯病対策として、高接木苗の利用が有効です。

水やりと肥料の管理

ナスは乾燥を嫌う植物のため、水やりはこまめに行う必要があります。

ただし、高温多湿になりがちな環境は病気の発生を助長するため、水はけの良い土づくりを心がけましょう。

肥料は株を大きく育て、実を大きくするために必要不可欠ですが、与えすぎには注意が必要です。

植え付け時は根に直接触れない場所に元肥を入れ、追肥は株元から少し離れた場所に与えます。

容器栽培の場合は、容器の縁に沿うように肥料を与えると良いでしょう。

また、プランターで栽培する場合は深型の30リットル以上、鉢なら深い10号鉢が適しています。

根が十分に広がるスペースを確保することで、健全な株の成長を促します。

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風通しと日当たりの確保

葉が密集して風通しが悪くなると、病気や害虫の発生リスクが高まります。

定期的に葉を剪定して密集を避け、風通しを良くすることが重要です。

特に木の中心部分に向かって伸びる葉や、中心部分を横切るような葉を切り取ることで、若い芽に日光が当たりやすくなり、風通しも改善されます。

地面に垂れ下がっている葉も切り取ると、泥の跳ね返りによる病気のリスクを減らせます。

こまめに葉の表面や裏側をチェックし、病変や害虫の早期発見に努めましょう。

病気と害虫の予防

うどんこ病の予防には、お酢や重曹を薄めたスプレーを吹きかけることが効果的です。

灰色かび病には石灰をまくことも予防になります。

ハダニの予防には、水やりのついでに葉の裏に葉水をかけてあげると効果的です。

ナスと一緒に生姜を植えると病気を予防する効果があるとも言われています。

花がら摘みもこまめに行いましょう。

咲き終わった花弁が灰色かび病などの発生源になりやすいためです。

収穫のタイミング

ナスは最初の3~4個は大きくせず、少し小さめで収穫するのがコツです。

初めのうちに大きくしすぎると、後でなかなか実がつかなくなることがあります。

15cmくらいが収穫の目安で、それ以上大きくしないほうが良いでしょう。

やや小ぶりで収穫すると木に負担がかからず、総収量が増える傾向があります。

また、8月上旬頃には根切りと更新剪定を行うと、美味しい秋ナスを楽しむことができます。

以上の点に気をつけて栽培することで、ナスの葉が枯れるリスクを減らし、健全な株を育てることができます。

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